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【知っておきたい!ネイルの必要性】

Category ネイルデザイン

皆さんは、ネイルにどのようなイメージを持っていますか?

髪の毛は自分で切れないですが爪は自分で切ることができます。

ではなぜ、プロにお願いしたい、とお客様はお店に来てくださるのか。

お客様から頂いた実際のお話や、現役のネイリストから見てのネイルの必要性をお伝えしていきます。


1.ネイルをすると結果どうなるの?

2.頂戴したお言葉からみえてくること


1.ネイルをすると結果どうなるの?

ネイルをすることで気分が上がります。

アートなどのデザインを施すことで気分が上がるのはもちろんですが、爪の形成をし、甘皮がきれいになることで爪周りのすっきり感がでて心地いいのです。

爪の必要性や役割については以前もお伝えしてきていますが、爪の長さや形を綺麗にしたいのであれば “ケア” が必須です。

ケアといっても様々です。

お爪の形整え、表面磨き、甘皮ケア、角質ケア、スクラブ、パック等。

その方に合ったケア方法を見つけ、やる必要があるかどうか判断していきます。

一つ例に挙げると、ジェルネイルを長期間されていたり地爪を伸ばされている方は、手のひら側から爪の裏側を見ると白い膜のようなものがありませんか?

こちらは、ハイポニキウムという名前があります。

ハイポニキウムは爪下皮(そうかひ)とも呼ばれます。

この、ハイポニキウムが爪の成長とともに伸びることで、爪や手が美しく見えることに大きく関係しています。

役割としては、爪の裏側に物が詰まりにくくなったり、ばい菌の侵入を防ぐこと。

そして爪が裏側から支えられ、亀裂が入りにくくなったりネイルベッド(爪のピンク色に見える部分)の面積が大きくなることで縦長に見えるのです。

ハイポニキウムを境に、爪の土台から離れた部分はフリーエッジと呼ばれます。

このフリーエッジを伸びてきたらカットをし、長さの調整をしていくことで爪全体のバランスをみつつ、ライフスタイルの妨げにならないように、かつ美しく見えるように形成していきます。

つまり、ネイルベッドの割合が大きいと、地爪は大きく縦長に見えます。

美しいだけでなく、支えが大きくなることで安全性の高い爪になっていくのです。

この、ハイポニキウムを育てるためにはジェルなどのかたいもので爪表面を守り、爪が濡れた際などに水分を含んだとしても広がったり、乾いた際に縮んだりしないよう、固定されていること。

そして、乾燥させないようにケアオイルなどで保湿をすることで育っていきます。

2.頂戴したお言葉からみえてくること

お客様からみて、私たちは爪のプロであり相談役です。もしも、お困りごとがあれば、すぐに施術で対応していきます。

また、今は悩みになっていないことも、今後悩みに発展するかもしれません。

その変化に事前に気づくことができるのも毎月見ている私たちだからこそできることなのです。

実際に、お客様からは「爪のドクターみたいね。」と言っていただくことも多いのですが、先回りして痛みなどの危険性からお客様を守ることも私たちが大切にしていることの一つです。

病院は治療をする場所なので、なにか状態がひどくなってから行くと思いますが、サロンではケアをすることで予防していくことができます。

いつでも、先回りして健康的にネイルが楽しめるようなカウンセリングと施術をしていくことが最も重要なのです。


このコラムのコラムニスト

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