【知っておきたい!コロナ禍でも人気者のネイリストの秘密】
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コロナ禍でも予約が取りずらい、人気者のネイリストの秘密についてお話します。
私がここでお伝えしたい“秘密”という言葉の意図は、日々お仕事をする中で売れているネイリストさんたちが意識をしてきたことだからです。
私自身10年以上このお仕事をさせていただきますが毎日繰り返してくたことでいつの間にか体に染み込ませることができました。
今回はネイリストになりたい方へ、今後の未来がさらに楽しみになっていただけたら嬉しいです。
目次
1.ネイルの技術が上手ければ人気者になれる?
2.会話ではなく対話を大切に
3.お客様の心の声を聴く
1.ネイルの技術が上手ければ人気者になれる?
今や、ネイリストが溢れる時代です。
手先が器用でネイル技術が得意なネイリストさんは世の中たくさんいるということです。
もちろん、お店や担当のネイリストを選ぶ際、技術力が高いことはお客様にとっても魅力です。
ただ、ここで最も大切なのはネイリストが目の前にいるお客様をどれだけ想い、大切にできるかだと思います。
ネイルの技術の進化は、人だけでなく機械にも革新をもたらしています。
ここ数年では、3Dプリンターでネイルチップがつくれたり、爪の上で直接ネイルデザインを印刷する、プリンターのような機械も造られています。
そのプリンターを使えば、ネイリストが手描きをするよりもはるかに早い、わずか20秒ほどの所要時間です。
ただ、それ以外の爪の形成や甘皮ケア、トップコートなどの繊細な作業は人の手で行う必要があります。
また、セルフネイルの需要もコロナ禍の影響で高まっていることは否定できません。
ネイル用品も安価で手に入りやすくなり、手軽に行えるセルフジェルネイルを始める方も増えました。
ただ、M.SLASHでは昨年減少した新規のお客様やセルフネイルに一時されていた方も徐々に戻られたり、新規の方も増えています。
これは、やはり長期に亘るコロナ禍で少しでも気持ちを前向きにしたい、またご自身でされる方が余分に時間がかかってしまう、もちが悪く爪が傷みやすいなどのトラブルも多数お声をいただいていることも大きな要因と考えられます。
やはり、細かな技術部分ではセルフネイルでは叶えられない部分もあります。
私たちにしかできないこと、それはお客様それぞれのライフスタイルに合った技術の提案と安心感、そして気持ちを上げて楽しむことです。
そこに気付いているネイリストだからこそ、お客様に対応できる人気者なのだと思います。
2.会話ではなく対話を大切に
ネイルサロンに通われているお客様の中には、ネイリストとのコミュニケーションの時間や空間を大切にされている方も多くいらっしゃいます。
「ネイリストさんに会いたいから、毎月通っている」「ネイリストさんに話を聞いてもらうと気持ちが軽くなるから月に一度のネイルの時間が楽しみ」など実際に嬉しいお声も耳にします。
コロナ禍になり、会う人、行く場所を選ぶなどさまざまな制限がされる中、精神的な価値観が高まっている時代です。
こうした、心の癒しなどのお金に換えられない時間の価値を生み、その時間が幸せであり大切なのです。
私たちはネイリストでありながら、カウンセラーのような面もあります。
毎月お会いしているお客様とネイリストは、友達よりも実の両親よりも会う頻度が高い存在かもしれません。
何かと悩みや不安が多いこの時代に、仕事先の同僚や家族でもなく話ができるという面では私たちネイリストにしかしてあげられないこともあると思います。
お客様にとって、私たちは仕事としての、対お客様ということではなく人として唯一無二の存在になれたらなと思っています。
これは、自分自身の価値を上げる上でも楽しく働く、自分らしくいるためにも重要な精神だと考えています。
3.お客様の心の声を聴く
初めてお会いするお客様がいらしたとしましょう。
皆さんはどのような気持ちで接しますか?
初めてのサロンなのかな、ネイルサロンに何年も通われていたのかな、どんなデザインや色が好みなのだろう、今日はどうしてうちにご来店くださったのだろう。
色々な質問や疑問が頭の中を飛び交います。
ですが、目の前にいらっしゃる方にまずすることは、笑顔でご挨拶とご来店いただけたことに心から感謝の気持ちを持つことです。
そうすることで、自分自身にも心の余裕ができ、お客様も心を開きやすくなります。
まずは、安心感を持っていただくことが大切です。
そこからは、皆さんそれぞれのお客様に対する想いやスキルを発揮してみてください。
お客様と共有しているこの時間、この瞬間は今しかないということを念頭に置いて楽しんでください。
今まで、言いにくかったことやご自身では気付いていない、今のお爪の状態など、皆さんにしか見えていないこともあります。
しっかりとお伝えして、言えなかった悩みや想いを聴いてあげてください。
私が尊敬するネイリスト像は、言わなくても察してくれたり自分のことを大切にしてくれる方です。
施術したその日から、次回お会いするまでの間お客様のライフスタイルの手助けになったり、時にはふと爪を見て気持ちを和らげてくれる存在になれるって、幸せなことですよね。
たとえ機械の需要が高まったとしても、人の手から伝わる想いやお客様に合わせた個別の対応は、これからも多くの人々に求められ続けるのではないでしょうか。
一緒に進化し続けるネイリストになりましょう!