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【今必要とされるネイリスト】

Category セルフネイル, ネイリストになるには, ネイリストの卵, ネイリストの暮らし, ネイリストへの転職, ネイルケア, ネイルデザイン, 爪のお悩み・トラブル解決

過去、10年ほど前まではネイリストはデザイン中心のアーティストとして必要とされることが多かった時代だと思います。

では、昨今必要とされるネイリストとはどんなネイリストなのでしょうか?

目次

1.今必要なネイリストとは

2.そのためにはなにを学ぶべき?


1.今必要なネイリストとは

確実に必要とされるのは、”ケアが得意なネイリスト"です。

ケアとは、ただ甘皮ケアのことだけでなく、折れにくいようにその方に合った爪の形整をすることや生活の中でいかにトラブルが起きにくく使いやすい爪の土台をつくれるかということもケアに入ると、私は思います。

なぜそのようなネイリストが必要とされるのか。

現代ではセルフネイル需要も高まり、市販でも様々な材料が売られています。

一般の方でも、YouTubeなどのSNSでもやり方の動画などが多数投稿されており、見ながらセルフネイルをすることが可能になりました。

ただ、やはり塗るだけではネイルのもちは悪くなってしまいます。早いと1週間以内に取れてしまうこともあるようです。

それを繰り返してしまうと爪が薄くなり、更にネイルのもちが悪くなるという悪循環に繋がってしまいます。

自分でやる楽しさもすごくわかりますし、楽しいと思っていただけることに嬉しい気持ちもありますが、ダメージを促進させてしまうことはプロの私たちからしても本望ではありません。

あくまでも健康に美容を楽しんでいただくことが、私たちプロのネイリストの願いです。

最近ご来店されるお客様の中にはコロナ禍にご自身でされていたという方もいらっしゃいます。ですがネイリストの施術中は簡単そうに見えていた工程が自分でやってみたからこそこんなに大変ですごいことだったんですね、と伝えてくださった方がたくさんいらっしゃいました。

自分でやるより時間も早く、綺麗に長持ちするネイルの方がいいというお客様はサロンでプロにやってもらうことに価値を置かれます。きちんとケアができるプロのネイリストであれば爪をダメージさせることなくネイルを楽しんでいただけると思います。

また、私のお客様の事例のひとつですが、ネイルを塗るのが好きで、デザインやカラーリングはご自身でやりたいという方がいらっしゃいます。ですがケアはできないのでしてほしいとのことで土台のケアとクリア仕上げまでさせていただいてセルフネイルを楽しんでいただいています。

そのように臨機応変にお客様対応ができることも、しっかりと正しい知識をもち、お客様の爪の状態により施術方法や必要なケアを選定できるということが大前提です。

2.そのためにはなにを学ぶべき?

上記でお伝えしたように、臨機応変な対応力が求められます。

では、そのためになにを学ぶ必要があるのか。

それは現場で必要な知識と技術力です。私たちのスクールでは、基礎技術のほかに、現役ネイリストだからこそのリアルな情報をお伝えしています。

卒業後、実際に働いた際に必要な知識、そして対応力を身に付けることが最もお客様の役に立ちます。そして今後必要とされるネイリストです。

ぜひ、正しい知識を得て、本物を学んだだけではなく現場でお客様に活かせる技術を学んでほしいなと思っています。

ネイリストになりたい方、ご相談いただけたら嬉しいです♪


このコラムのコラムニスト