【知っておきたい!ジェルネイルの種類 基礎編】
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今や、数えきれないほどのジェルネイルメーカーが世の中に溢れています。
どのメーカー、ブランドがいいの?もちがいいの?自分に合うの?
など、多くのネイリストさんやお客様からご質問をいただきます。
今回はそんなお悩みを少しでも軽減できるヒントになれば嬉しいです。
ソフトジェル
ソークオフジェルとも言います。
ネイルサロンで扱われているジェルはほとんどがこのソフトジェルです。
ソフトジェルとは、専用のジェル用オフ液により反応をし、溶かすことができるジェルのことです。
ソフトジェルの中でも、オフをせず付け替えができるジェルネイル商材もあります。
こちらの施術方法により、オフする際にアセトン成分を爪に浸透させないため、さらに爪にやさしい施術が可能となりました。
完全にオフをせずに付け替えをする技術は、フィルインという名前が付けられています。サロンを選ばれる際に記載されているかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ソフトジェルは有名なジェルメーカーですと、カルジェル、バイオジェル、パラジェルなどがあります。
これらのメーカー全て使用したことがありますが、全くと言っていいほどに特徴や使用方法が異なります。
正しいもちや工程を十分に理解された上で、メーカーの工程手順を守り施術を行うことが重要です。
他ブランドを組み合わせて使いたい、などもあると思いますが、その場合十分な効果を発揮できない可能性が高いため、避けた方が良いとされています。
アートなどする際には使用可能な場合もありますが、お客様に使用する前に必ずチェックしましょう。
ハードジェル
15~20年ほど前はソフトジェルではなくハードジェルが主流でした。
ハードジェルは粘度が高く、硬化したあとも硬く、強度があります。
オフの溶剤には全く反応せず、溶けることはありません。
そのため、自爪の上に直接塗っていく工程で使用してしまうと自爪まで削ってしまうデメリットがあります。
仕様の際には、十分い注意が必要です。
現在ではトップコートとして、またはトップコートの前に使用するタイプのものもあるため、自爪まで削ってしまう心配は軽減されています。
使用方法によっては、自爪への負担がとても大きいのでしっかりと使用方法を理解し、守りましょう。
セミハードジェル
こちらは、ソフトジェルとハードジェルの中間のようなものです。
オフの際には、しっかりと時間を置けば溶けないということはないですが、反応しずらいことが多いため、爪への負担を考え、ベースジェルとしての使用はほとんどありません。
強度を付けたい方や、手指、爪先を良く使用される方に補強として使用されます。
では、どんな時に使用するのか?
・ハードジェル
亀裂の補強や、折れて短くなってしまった爪の長さを出すことが可能です。
ベースジェルとして使用する場合には、自爪をサンディングといってバッファーなどにより表面を削る必要があります。
何度も繰り返し使用する際には自爪の状態に注意する必要があります。
ジェルを硬化する際、硬化熱を感じやすいのでもしも痛みを感じるようであれば無理をせず爪を休ませましょう。
・ソフトジェル
たくさんの種類があるため、サロン情報やネイリストさんをしっかりとチェックして自分にあった施術法方をしてくれるサロンを見つけてみてください。
柔らかく、爪に柔軟に対応するため基本的にはどんな爪の方にも対応できます。
もちは3~4週間を目安に付け替えをする必要があります。
それ以上になってしまうと、先端が欠けてしまったり根元が浮くなどして引っかかってしまうことも増えるためソフトジェルでも自爪への負担がでてきます。
そのようなことを考慮し、周期は守って付け替えをされることをおすすめします。
爪をいたわりながら、自分に合ったネイルサロンとジェルネイルで気分をアップさせていきましょう!
次回はお爪の状態別で合うジェルについてお伝えしていきます。