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【就職するならこんなサロンはやめたほうがいい?!】

Category ネイリストになるには, ネイリストの卵, ネイリストへの転職, ネイルデザイン

ネイルの勉強をした先には、きっと皆さん就職やご自身でサロンを開業されるなどの未来があると思います。

では、実際サロン選びにおいて自分の成長ができるサロン選びをすることが最も重要です。

今回は、サロン選びをするにあたり注意点をまとめていきます。

目次

1.タイプ別でサロンの特徴を知る

2.自分に合ったサロンとは?


1.タイプ別でサロンの特徴を知る

まずは今現在あるネイルサロンの中でおおまかにどのような種類のサロンがあるのかをご理解いただくことで、就職活動をされる際に自分はこのような会社で活躍していきたいな、などのイメージを広げていただければと思います。

1時間~1時間半で付け替えからデザインまで。短時間施術で単価は安く、回転率のいいチェーン展開をされているネイルサロン

⇒このようなサロンでのメリットは、入社後の研修期間も2週間ほどと短いところが多く、すぐにネイリストとしてお客様の施術を担当することが出来ます。

お一人様あたりの施術時間が短いことで、1日の入客人数が多く手が早くなるのでスピードを速めたい方や、多くのお客様に携わりたい方におすすめです。

デメリットとしては、1日に多くのお客様を担当しなければならないため、時間に追われやすく、スピーディーにお客様にデザインや色を決めていただく必要があります。そのため、カウンセリングをしている時間がほぼないため、ご希望のイメージなどの共有が少し薄くなてしまう可能性があることなどがあり得ます。

担当者の自分しかお客様に携わらないことが多いので、トラブルや時間が押してしまった際などの周りのスタッフとの連携には注意が必要です。

《お客様の特徴》

・お仕事の休憩時間やお仕事終わりなどお時間にゆとりがない方

・ネイルに時間をかけたくないタイプの方

・学生の方などコストを抑えたい方

・デザインはシンプルがお好みの方

・できるデザインが限られているため、見本の中から選ぶ

・持ち込みデザインはほぼなし

個人経営サロンなどの少人数制のサロン

⇒スタッフ、お客様ともに少人数のためアットホームな雰囲気が特徴のサロンです。メリットは、のんびりとした雰囲気のお店が多いため、自分の色やゆったりとした雰囲気でお仕事をされたい方や少人数の空間で働きたい方におすすめです。

お客様も、新規の方よりご紹介などの繋がりも多く顧客様が初めから出来上がっている可能性が高いです。そのためデザイン等もお任せしてくださるなどネイリストの技術力や人柄で気に入って通い続けてくだっている方が多い傾向があります。

デメリットとしては、多くスタッフを雇わない場合が多いので、タイミングによってはいつでも採用募集しているわけではない場合が多いです。産休や育休などに入られたスタッフの穴を埋める為、すぐにお客様の施術に入れる即戦力を必要とします。そのため新卒採用よりもネイリスト経験のある方しか採用しかしない場合が多いです。

少人数なので自分の色やお店の特徴を活かしてデザインの幅を絞った集客もできるため、幅広い最新のデザインができるようになりたい方はサロンの雰囲気や好みなどで偏りやすい傾向にあるのでご自身での勉強にてできる幅を増やしていく必要があります。

《お客様の特徴》

・同じ担当者で長く通いたい

・人が少なくアットホームな雰囲気が好きな方

・ネイルデザインは担当者にお任せ、もしくはなんでもやってもらえることにメリットを感じ、持ち込みデザインが多い

・ゆっくり時間を過ごされたい方

・最初から仕上げまで同じ担当者に任せたい方

・家の近くのサロンなどの身近さを優先されたい方

トータルビューティーサロンなどの大型サロン

⇒ネイルだけでなく、まつ毛や眉毛などのアイビューティー、ヘア、エステ、スパなど他セクション併設の大型サロン。

このようなサロンは、スタッフ人数が多くお客様もお店に多くいらっしゃるのが特徴です。ネイリストとアイビューティーなど兼業して技術を行いたい方や、美容全般が好きな方におすすめです。

また、社内教育システムが充実しているため、お客様の施術に担当するためにしっかりと学んでから現場で活かすことが可能です。

メリットとしては、お店に常にお客様がいる為予約が空いて1日の売上が作れないなどのお悩みはほぼありません。そのため、技術者としてお給料を安定させたい方や稼ぎたい方は自分のファンづくりがしやすいことにより売上がつくりやすくなります。

セクションが多いので複数の担当者をもつお客様がほとんどなので、同時施術が可能になり、同じ時間で美容を楽しんでいただくことが出来ます。

スタッフが多いので、デザインや技術向上のための社内勉強会等、学べる機会が多くあります。

デメリットとしては、お客様の人数もスタッフ人数も多いため、ファンを多くつくり稼ぐためにもお客様から選ばれる人間性や技術の勉強を年数関係なく、し続ける必要があります。

コミュニケーションをとり、チームプレーで囲み施術をしていくことが必要になりますので、一人で黙々と作業するのが好きな方にはなかなか難しいかもしれません。

《お客様の特徴》

・自分より長くサロン歴がある方が多い

・ヘアとネイル、ネイルとまつ毛、ハンドネイルとフットネイル、など1つ以上の複数施術を同じ日に行いたい方

・たくさんの種類のお店に通うことが苦手な方、お店をまとめたい方

・美容への意識が高い方

・サロン専売品等の商品などにも興味のある方

・最新の技術やデザイン、流行りに敏感な方

・一つのお店で複数の悩みを解決したい方や相談がしたい方

このようにざっくりと3つに分けることが出来ます。

2.自分に合ったサロンとは?

では、上記分けた中で自分がどのような特徴のサロンで活躍していきたいか、ジャンル分けした中でサロンを調べてある程度絞って見学や面接などのアポ取りをしていくとスムーズかと思います。

この選択を適当にしてしまうと、実際に入社してから「あれ?なんかイメージとちがったな‥」などの相違を防ぐことができます。

また、実際にお店にお客さんとしてご自身が施術をしに行かれることをおすすめします。そうすることで、スタッフなどの関係者、つまり身内としての接し方とお客様に対しての接し方の違いなどを見ることが出来ます。

あまりにもその差があるサロンは、入社後に人間関係でトラブルなどが起こりやすいため注意が必要だと言えるでしょう。

自分が技術を売りに、輝ける場所を見極めるためには自分の足を使って現場に行き、雰囲気をみるなどの体験をすることがいちばんおすすめです☆

一人でも多くの正しい知識と技術提供ができるネイリストの仲間が増え、ネイルを楽しんでいただけるお客様が増えていきますように。


このコラムのコラムニスト