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【知っておきたい!ネイリストの本音 その2】

Category ネイルデザイン

今回はハンドケアについてのネイリストの本音をお伝えしていきます。

ハンドケアの正しいケア方法を皆さんはご存知でしょうか。

ハンドクリーム、爪用のネイルオイル、スクラブ、パックなど。

世の中にはたくさんのケアアイテムが手軽に気軽に購入でき、選ぶことができる時代となりました。

だからこそ、たくさんの商品の中から自分に必要なアイテムを選択しなければなりません。

お客様からいただくご質問の中で「何を使ったらいいかわからない」というお悩みは上位に入ります。

数多く世の中に溢れるたくさんの商品を全て把握することは難しいことです。

ですが、お客様おひとりおひとりにきちんと向き合い、個別対応をすることで今必要なもの、そして必要のないもの、そこからの経過を追って一緒に綺麗になっていくためのジャッジも同時にしているのです。

そこからお客様が手に取る、使ってみたいアイテムをサロンに置いてあるものだけでなく、市販の物の中からも選択をしていきます。

もしかすると、思ったような効果が得られなかった経験はありませんか?

それは、もしかすると商品の特徴と求めている効果が異なっているかもしれません。

お客様が綺麗を保つ、またはよりよくなっていただけるように私たちはお客様のライフスタイルに寄り添ったカウンセリングを大切にしています。

それはなぜかというと、もしも日々の生活の中でお困りごとに直面した際、正しい対処方法の情報がお客様ご自身にも知っていただけているようにしたいという想いが一つ。

二つ目に、そこから私たちへの相談、そして実際に状態を見てご対応させていただくための流れがスムーズになるようにすること。

お悩みの共有を大切にし、想いが繋がっておくことで安心をしていただきたいからです。


目次

1.自分に合ったハンドケアとは

2.セルフケアの危険性!


1.自分に合ったハンドケアとは

大切なのはどのような効果を期待してケアや商品を選択していくかということです。

①ファイリング(爪の長さ、形の形成)

ライフスタイルに合った爪の長さや形があります。

合わない長さや形にしてしまうことで折れやすくなったり、亀裂が入るなどのトラブルになる可能性があります。

ライフスタイルを考慮して使いやすく、負担のないように形成しています。

爪がないと、人は物が持てません。爪があることでその圧を受けて反発することで掴むという動作ができるのです。

こんな小さなパーツではありますが、重要な役割をしてくれていることがわかります。

②キューティクルケア

ご存じの方も多いと思いますが、ネイル業界では詰めの根本のある薄い膜のような角質のことを、甘皮=キューティクルと呼びます。

根本や指の周りに古くなった角質がついてくることで、指の横の皮膚がひび割れてしまったり、ささくれになりやすくなります。

ご自身で甘皮をとることで、切りすぎてしまい怪我に繋がる可能性もあるので私たちネイリストに任せていただきたいです。

ご自身でケアされる場合は必ずお湯などで皮膚を柔らかくした状態でガーゼなどで擦るように拭うと、爪の上にある薄いキューティクルは大方綺麗になります。

どうしても白くなってしまった部分が乾燥し、気になるなどの場合はこのようにしてケアし、その後しっかりとキューティクルオイルで保湿をしてあげてください。

2.セルフケアの危険性!

ご自宅で様々なケアができるアイテムが多数販売されています。

ただ使用方法や頻度等を間違えてしまうとさらなる悪化に繋がる危険性があります。

お顔もそうですが、指周りや足裏などの角質も、とってあげたあとのお肌は新しい皮膚が表面に出ている状態になります。

保湿をしないと、すぐにまた乾燥して割れたり、水分不足に陥ってしまいます。

必ず毎日、保湿だけはしてあげてほしいです。

そうすることで、手指や足裏に角質がつきにくい状態へ導くことができます。

いつでも、自分の手足を好きになれるように、私たちにお手伝いをさせてください。


このコラムのコラムニスト

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